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知識労働者の帰属先は、自身の『専門領域』?
『知識労働者の帰属先は、雇用主たる組織ではなく、自らの専門領域にならざるをえなくなる。
彼らにとって、コミュニティとは自らの専門領域そのもとなっていく。 』(P.F.ドラッカー著 「プロフェッショナルの条件」 はじめに)
この『帰属意識』が、更に自身の『健全なセルフイメージ』につながる。
『帰属意識』と、『健全なセルフイメージ』は切っても切れない関係である。
そして、自身のこの専門領域に対する考えを理解してくれる仲間とのつながりが、更に自身へ自信を与え、成長していける切っ掛けを与えてくれる。
そして、その異業種との連携・提携によって『新しい価値』を作っていかなければならない時代です。
コロナ禍以降の変化にどう対応するか?
新型コロナ禍以前もそのような時代の要求がありましたが、益々その流れが激しくなっています。
お客様のニーズにあった商品・サービスをスムーズに提供して欲しいことは、以前と変わりありません。ですがコロナ禍以降は、お客様のニーズが、「総合的なこと商品・サービス」を要求されるようになって来ているように感じます。
ドラッカーは、「知識労働者が専門分野に特化しなければ価値が無い」と言っていますが、逆に「集中には過度の専門化という危険が伴う」とも言っています。そして、「適切な多角化」は健全であり、「適切な多角化」から『新しい価値』を生むのも、この時代背景に合わせる方途の一つであると考えます。
知識に知識を適用し、組織に成果につなげる
7年ぐらい前なら『自身の知識を使って、まだ利益を出せた時代』だったが、これからは(そもそも知識を持っていても上手に使えない人もいるのにかかわらず)『自身の知識に「知識」を適用して、利益を出すのが当たり前の時代』となる。
『知識に知識を適用する』とは、『何もないところから利益を産み出し、組織の成果をあげる』と言い換えることができるかもしれません。
だからこそ、2、3年前と同じ仕事観で仕事をしていたとしたら、間違えなく「時代遅れての骨董品」になる!
私自身も含めて反省し、仕事観を切り替えていきたいと思います。
これは気づいたもん勝ちですよね。
「キリギリスとアリ」の童話があるが、必ず冬が解っているのに、現状維持を望んで生活をすることは、私にはできません。
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