働き方改革は立場によって、やるべきことや意義が変わってきます。
経営者にとっては、「従業員の労働環境の改善」です。
今回は従業員とともに、働き方改革を推進するためのコツについて紹介していきます。
目次
現状の問題点を棚卸する
まずは現時点でどんな問題を抱えているのか、ピックアップする必要があります。
方法としては、従業員に今の労働環境で不満のある点を浮き彫りにしてもらうのが1番でしょう。
経営者自ら聞き出すのも良いですが、関係性が取れていなければ本音を聞き出すことができません。
従業員の中から信頼のおける者を1人選び出し、聞き出す役を担ってもらうのが良いでしょう。
解決の優先順位を立てる
従業員からの声をピックアップできたら、次は解決の優先順位を立てます。
優先順位の立て方は「数」で決めてください。
つまり不満点として挙げられる数が多かったものを第一に解決していくのです。
予想されるものは残業など、改善するのが難しい要素が上がってくるはずです。
ただ、それ以外を避けて改善しようとしてはいけません。
「やっぱり本当に重要なことにはメスを入れないのか」と従業員は落胆してしまいます。
そうなると、会社のスタンスそのものに疑問を持ってしまうので、なるべくならば1番多かった不満点を解決することをあきらめないようにしてください。
長期的な目線をもって改善を図る
優先順位を立てたら、次は実際に解決するべく動かなければいけません。
どうすれば改善できるのか原因を探って、その原因をつぶしていく必要があります。
ただ、先に例を挙げた残業等はなかなか難しい問題です。
すぐに解決することはできないでしょう。
しかしあきらめることなく、長期的な目線を持って改善を図るようにしてください。
まとめ
今回紹介した働き方改革を実行するための3つのコツは、以下になります。
・現状の問題点を棚卸する
・解決の優先順位を立てる
・長期的な目線をもって改善を図る
これから働き方改革を実行するのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
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