「孫子の兵法」九変篇⑥

『故に用兵の法は、その来たらざるを恃(たの)むこと無く、吾が以て待つこと有るを恃むなり。其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻む可からざる所有るを恃むなり。』(「孫子の兵法 九変篇」)



⇒『故に、兵を動かし方は、来ないことを期待するのではなく、いつ攻めて来ても良い準備をすることを頼りとすべきだ。 敵が攻めて来ないことを頼りにするのではなく、敵が攻めたくても攻められない態勢にしていることを頼りにすべきだ。』



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「孫子の兵法」

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四篇 : 形篇

五篇 : 勢篇

六篇 : 虚実篇

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七篇 : 軍争篇

八篇 : 九変篇

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十一篇 : 九地篇

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十二篇 : 用間篇

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