医療費の負担を軽減する「自立支援医療」でよく耳にする自立支援給付。給付と名前についていることから「金銭関連のこと」だと思われがちですが、実はいろいろなサービスがあるのです。
今回は自立支援給付で利用できる6つのサービスをご紹介します。
目次
自立支援給付とは
自立支援給付とは障害者総合支援法で定義された【福祉サービスを受ける権利】のこと。利用者が自分自身でサービスを利用する・しないを決め、契約をする仕組みのことを指します。
誰かに指示を受けて利用するのではなく、ご自身で利用するかどうかを決定することがポイントです。以前は行政の決めたサービスや利用先しか適用されませんでしたが、自分で決めることができるようになり、より自分に合ったサービスの利用が可能になりました。
自立支援給付はどんなサービスが適用になる?
自立支援給付で受けられるサービスは次の6つの種類があります。
1.介護給付
居宅介護(ホームヘルプサービス)や施設入所支援などの、日常生活上必要な介護を受けられるサービスのこと。ヘルパーの同行援護もここに含まれます。
ヘルパーさんにしてもらえるサポートについては「ヘルパーの利用は自立支援制度の対象?どんなサポートがあるのか知ろう」を参考にしてください。
2.訓練等給付
障害者が地域で生活するために一定の訓練を提供してもらえるサービス。機能訓練や生活訓練、就労移行支援などがあります。
3.計画相談支援給付
福祉サービスの利用前後に、どのようにサービスを使っていくか計画を立て、実際に利用してみてどうかのモニタリング調査や事業者との連絡調整を代行するサービスです。
4.地域相談支援給付
障害者の地域生活への移行を進めるためのサービス。地域で安心して暮らすための相談支援で、地域移行支援と地域定着支援があります。
5.自立支援医療
精神疾患を患っている人(精神通院医療)や18歳以上の身体障害者手帳を所持している人(更生医療)、18歳未満の身体に障害を有する児童(育成医療)に適応されるサービス。
自立支援医療については「障害者の自立支援医療ってどんな制度?必要な書類や申請方法を解説!?」で解説しています。
6.補装具
補装具とは、車椅子や義手、義足など、長期間に渡って身体機能を補う道具のこと。それらの購入や修理などにかかる費用を負担するサービスです。
まとめ
「就労移行支援」や「自立支援医療」のように、名前を聞いたことはあっても自立支援給付に含まれるサービスとは知らなかった方も多いのではないでしょうか?
福祉サービスを受けるための手続きは代行で申し込むことができます。申請のお手伝いをしますので、社労士相談ナビにぜひご相談ください!わからないことにもきちんとお答えしますよ。お問い合わせはこちらから。
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