映画好きでなくても知しっている映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏。
作った映画は大ヒットしているものばかりです。あの「E.T.」「インディ・ジョーンズ」もそうですよね。私の息子が好きな「ジェラシック・パーク」も!
その彼は、数年前に自身が『ディスレクシア(読字障害)』だと告白されていました。診断を受けたのは幼少期ではなく60歳頃のようです。「もっと早く診断されていれば良かった」と。
目次
少年期には苛めを受けていた
「授業で皆の前で教科書を読むのが辛かった」と同氏。
自身が子供だった頃(1950年頃)には学習障害に対する認識があまりない時代であった為、一部の教師からも「怠けている」とも言われたり、特に中学校のときに同級生から何度も苛めを受けていたようです。
当然、学校が大嫌いだった。
このディスレクシア(読字障害)の性で同級生よりも2年遅れて学校を卒業。
彼を救ったのは『映画を作ること』
当時のことは想像する以外にありませんが、彼自身も自分の障害のことを知らなかった訳ですから、きっとかなり悔しい思いをされたと思います。
「映画を作ることで、私は恥ずかしさや罪悪感から解放されました。映画製作は、わたしにとっての『大脱走』だったのです。」と語る同氏。
少年スピルバーグの伝説
ハリウッドには、そんなスピルバーグの伝説があります。
【伝説その1】
17歳の頃、ユニバーサル・スタジオの見学ツアーに参加した際、何を思ったか、乗って来たバスには乗らずトイレに隠れ、閉園後、一人で悠々でスタジオを見学し始めました。勿論、関係者の人の直ぐに見つかったようですが、普通なら怒られて帰されると思いきや、この行動が面白いと思われ「通行証」を発行して貰ったというのです。
ゆにユニバーサル・スタジオに通う中で人脈もでき、顔パスで入れるようになったという伝説。
私は、ユニバーサル・スタジオに一回して行っていないから、良くわからないけど「通行証」というのは「年間パス」のこと?スタッフが使用する「通行証」のこと?この辺りは定かではありません(笑)
【伝説その2】
顔パスになったスピルバーグは、ユニバーサル・スタジオ内に勝手に自分の事務所を作って居候したという伝説(笑)
これ本当なのだろうか????
でも、その後、「アンブリン」という短編映画を作成し、この作品を認められ、ユニバーサルと7年間の契約をしているんです。
この二つの伝説が本当かどうかは分かりませんが、もし彼が障害を負っていなかったとしたら、どんなに映画好きであったとしても、今の彼はいないのでは考えさせられました。
きっと、知らず知らずのうち、人は自分でも気づかない檻の中で生活をしているんですね、きっと。
でも障害を抱えている方の中には、この檻自体がないとか、檻を平気で飛び越えたり。もしかしたら次の時代を作るのはそういう人たちなのでは、と考えたりします。
障害は可能性を狭めるものではありません
最後にスピルバーグが、学習障害を抱えている子供達へのメッセージをお伝えして終わりたいと思います。
「学習障害は、思っているよりもずっと一般的なものです。自分一人だけで悩んでいるものではありません。それでも、学習障害があることで、今後やりたいことをやるためには、様々な困難が降りかかるでしょう。でも、それはあなたの可能性を狭めるものではないのです」
彼の実体験に基づくメッセージに感動です。
【追伸】スピルバーグの件を書きましたが、彼も「成功できたのは周りの人たちの協力があったから」と。私も障害を抱えている人たちへ協力ができる人間でありたいと思います。とは言え、私ができることはたかが知れていますが、『障害年金』の件で何かご相談がありましたら、是非お問合せ下さい。
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