今回は「性別によって違う働き方の価値観」を深堀してみます。
目次
働き方改革で価値観はかわりつつある
「働き方改革」が本格化する中、多くの労働者が労働時間の短縮や仕事内容の変更などの影響を受けています。
働き方改革によって、働き方や休暇のルールが大きく変わった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば子供を保育園に迎えに行くために急遽休暇を取ったり、長期休暇がない場合に有給休暇を使って睡眠をとったり、男性が長期の育児休暇を取ったりする話が増えてきました。
このムーブメントの広がりは、日本人の働き方を変えただけでなく、これまで縁の下の力持ち的な扱いを受けがちだった女性の働き方を変えることにも一定の効果があったと言えるでしょう。
男女で価値観はかなり違う
女性と男性ではどのような傾向があるのでしょうか。
ある調査によると、月間残業時間と有給休暇については、女性の方が残業時間が少なく、有給休暇の取得率が高い傾向にあります。
これらの背景は何でしょうか?昇進率の違いや研修制度の違いなども原因となっている可能性がありますが、女性は家に帰ってから家事をしなければならない可能性が高いため残業時間が少なく子供の世話をしなければならない確率も高いので有給休暇の取得率も高い傾向にあると言えるでしょう。
つまりは女性の場合、価値観として仕事よりも家庭を優先している傾向が高いといえます。
企業規模が大きくなるにつれ、女性の新卒採用比率は低下する傾向にあり、従業員数5,000人以上の企業では約30%にとどまっています(300人以下の企業では約50%)。
これはもしかすると有給休暇の取得率や月間残業時間が関わっているのかもしれません。
もしそうだとしたら、大企業の一部は女性の働き方の価値観に合っていないと言ってもいいかもしれませんね。
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