従業員人数が企業規模でもない!?

成果が一番上がる従業員人数は?

以前、従業員50人規模の会社の社長に「一番、利益があったときは何人ぐらいを雇っていたときですか?」としたことがあります。

社長さん「6、7人ぐらいのときかな」

重ねて「その次に利益があったときは何人ぐらいですか?」と質問すると、「ん~12,13人のときだね」と。

人数規模が多きれば利益が比例して多くなる訳ではない。でも人数が少なすぎても駄目だということが面白いなって思ってお話をお伺いしていました。

会社規模が大きくなるとどうなる?

会社の規模が多くなればなる程、そして、上場したらしたで経費がかかるし、まして株主に対する為にもサービスの単価が上がるのが一般的のようです。

『組織が大きくなれば、その中身の大部分は外部環境から遠ざかる。そのため、組織の生命に不可欠な栄養素を供給すべき内部機関が複雑になる。こうして規模は複雑さを左右する。
逆に、複雑さもまた規模を左右する。』
(P.F.ドラッカー著 「マネジメント」 第9章マネジメントの戦略)

もしかしたら「複雑さ」が比例して利益を生まない理由の一つなのかもしれませんね。

AI時代になると・・・

AIを導入したり、その他DX化がなされていくと、自立自動的に作業する部門が出て来たりして、従前よりは人数を抱える必要性が減ることも予想されたり、全く新しい部署が生まれて逆に人を必要とすることもあるでしょうし、今後はどのように変わっていくのか予想することは難しいことです。

ですが、私の個人的意見としてはシンプルに、顧客ターゲット層を明確にしながら、これからもお客様に選んで頂けるように、可能性を追求しながらインフラ等を進化をしていく以外にないと思います。

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