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負のループを止めて、希望を取り戻す障害年金
発達障害の人が無理を続けた結果、二次障害でうつ病になることも少なくありません。
そのような状態になると今まで出来ていた仕事・家事・買い物などにも不自由を感じるようになって、
自立した生活が困難になることがあります。
また、一般企業ではなく就労支援事業所等に職場を変えた場合は、
お給料が少なめなので趣味などに回せるお金を捻出するのは大変です。
そして収入が減って家族に負担をかけるようになると、
今度は申し訳ない気持ちになって精神的な余裕がなくなることも。
そうなると回復が遅れるどころか、どんどん悪化することも考えられます。
これでは完全に悪循環です。
こういったことを防ぐにはやはり障害年金が有効です。
障害年金を受給できれば、自分の気持ちや家族との関係にも変化が現れます。
例えば自分のお金で治療費や就職のための勉強代を支払うことができれば気持ちが前向きになるし、
ちょっとしたプレゼントやお土産などを買える余裕があると精神的にも豊かになれますよね。
障害年金を受け取ることによって、お金の不安やストレスが多少軽減されることで、
もしかしたら病状の回復にもつながることもあるかもしれません。
障害年金と仕事の両立で心の安定を
障害年金をもらいながら働くことは経済的なメリットだけではなく
社会とのつながりや充実感を得られる可能性があり、精神的にもメリットがあります。
人によっては家にいる時間が長くなると、社会から疎外された様に感じてしまうかもしれません。
誰かに必要とされることが、回復に必要な場合もあります。
しかし、無理は禁物。
理想は体調と相談しながら少しずつ仕事を増やして行くことです。
障害年金を受給できれば、そういった働き方の選択肢も広がりますね。
また、もしかしたら発達障害だという現実を受け入れられずに
受給をためらってしまう方もいるかもしれません。
しかし、障害年金は生涯にわたって支給されるものではありません。 あくまで日常の生活に困難がある間のみ受給することができる制度なので、
心の安定のためにも有効利用していきたいですね。
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