【生産性向上】高齢化社会で進まないDX!その打開策とは?

DX化を進めて生産性をあげる必要がありますが、なかなか進まないのが日本の現状。その理由として経営者の高齢化が考えられます。なぜこのような企業でDXが進まないか、また打開策をこの記事で解説します。長期的な目線で経営を改革したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

DXが進まない理由

日本のDXがなかなか進まない理由として、経営者の高齢化が挙げられます。2021年の社長の平均年齢は過去最高の62.77歳を記録しており、毎年上昇しています。

 

DXは全社的かつ長期的に計画し、進めなければならないため、経営者の了承が必要不可欠です。そのなかデジタル化に乗り気でない高齢の経営者が一定数存在し、DXの促進を妨げる原因になっています。

 

高齢の経営者の中には、パソコンに慣れていない人も多く、慣れない作業は部下に任せがちです。20代~30代の若者はパソコンを使うことも当たり前ですが、60代や70代になると、まだまだパソコンを使えない人もたくさんいます。経営者がDXを理解していない、もしくは乗り気でない場合、DXが進まない現状も納得できます。

参考:2021年「全国社長の年齢」調査

打開策1:DX責任者を設置する

打開策として経営者とは別に、DXの責任者を設置することが挙げられます。高齢の経営者に指揮を執らせることが難しいのであれば、若い人が積極的に進めるしかありません。経営者にはDXの必要性を説明し、部署を設立、人材の確保をしてもらう必要があります。経営者に理解を得る必要はありますが、打開策のひとつにはなるでしょう。

DX専門の部署を設立する場合、ほとんどが赤字部署になってしまいます。そのため経営者の理解はもちろん、他部署の理解や協力も必要です。これらの環境が整えば、全社的にDX化がうまく進むでしょう。

 

打開策2:ITクラウド化の導入

DX戦略を長期的に策定することが難しい場合、ITインフラのクラウド化等、コスト削減できるデジタルシステムを徐々に導入することをおすすめします。ITインフラをクラウドへ移行することで、膨大なコストを削減することができ、管理業務も簡単となります。ITシステムをクラウド化するだけで、テレワークも進み、DX化を進めるきっかけになるでしょう。

 

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