業務改善フレームワークである【PDCAサイクル】が失敗する原因とは?

業務改善のために【PDCAサイクル】を導入しても、なかなか成果が出ないケースもあります。

何故【PDCAサイクル】が失敗してしまうのでしょうか。

【PDCAサイクル】失敗の主な原因を2つご紹介します。

理由1:【PDCAサイクル】を1~2回行っただけでやめてしまう

【PDCAサイクル】は業務改善のフレームワークであるため、1回や2回行っただけで大きな成果が出ると考えている方も多いのではないでしょうか。成果が出ないことが止めてしまうこともあるでしょうし、逆に小さい業務改善の成果に満足をして止めてしまうこともあるかもしれません。

【PDCAサイクル】自体をどのくらいのスパンで行っているかにもよるので一概に言えませんが、1回や2回行っただけでは大きな成果を生むものではありません。

あくまで「サイクル」と名前が付いているように、【PDCAサイクル】はPlan・Do・Check・Actionの4つを継続的に行うフレームワークです。「Action」の後には、改善を実行するための「Plan」と続き、サイクルを回すことで効果的な業務改善を目指せます。

【PDCAサイクル】は、サイクル数が少ない早い段階での大きな成果を期待できないため、中長期的に実践することを心がけるべきものです。つまり、中長期計画を実現する為の【PDCAサイクル】と捉えるできだと思います。そのことを踏まえて短期のスパンでサイクルを更新するをし、計画立案や業務に携わるメンバーの理解、計画評価などにも時間をかける必要があります。

理由2:【PDCAサイクル】で改善できなかった部分にばかり注目してしまう

【PDCAサイクル】を回す際、1つのサイクル内で改善できなかった部分にばかり注目してしまう方も少なくありません。

上手く進まなかった部分について改善を意識することは重要であるものの、改善できた部分にも注目しなければ、次のサイクルに活かせなくなってしまいます。

【PDCAサイクル】は業務改善のためのフレームワークであるため、1つのサイクルで改善できた部分・改善できなかった部分の両方を正しく評価しましょう。たとえ小さな改善であっても、サイクルを繰り返し回すうちに大きな業務改善へとつながります。

改善が出来なかったことが、会社にとって致命傷的な課題でない場合は、今がタイミングでなかったのかもしれません。その場合は、他の課題に集中した方が賢明な場合もあると思います。そのことを踏まえて、どのようにすべきか検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

環境は常に変化しています。そんことを踏まえて【PDCAサイクル】を回していきたいものです。

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