精神疾患で一度は休職されたとしても、会社へ副職できるように、最近は配慮をしてくれる会社が増えているようです。と、言うよりも、それが会社側の義務でもあります。
会社側の義務は義務としても、休職された側としては、社会復帰した後の生活の為に“再発予防を考えて行動することはとても重要です。
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社会復帰後の再発率は60%以上!?その理由とは?
「厚生労働省の報告」では、うつ病から一時回復しても 「60%の方々が再発」、そして、更に再発するパーセントが 70%、と言われています。
一度、発症すると再発してしまう確率が非常に高いことが伺えます。
その理由としては、うつ病の背景に発達障害やその方の考え方の傾向が絡むことが挙げられ、再発する程、コントロールがより難しくなる方も場合もあるようです。
確かに、そう言えれる堂々巡りをしてしまう傾向があるかもしれません。
と言え、再発率が高いからと言って、「それが当然です」という訳に行かないのが、現実を生きている私達です。
そこで、再発防止を考えた際の「医療機関で行っているリワーク」について紹介したいと思います。
再発防止を試みる「医療機関が行うリワーク」とは?
「医療機関が行うリワーク」と聞いても馴染みがないので、よくわかりません。
まずそこから説明したいと思います。
「医療機関が行うリワーク」を実施することで、「復職支援プログラム」を利用することで、体調管理の仕方を見直すだけでなく、先程も挙げた通り、精神疾患の原因の一つとも考えられている「当人の考え方」や生活習慣・働き方・生き方を見直す切っ掛けとすることにより、再発予防や復職がスムーズになると言われています。
日本うつ病リワーク協会の研究によると、リワーク利用しなかった場合、利用した方と比べ、6 倍も復職後の再発リスクが高まるというデータもあるそうです。
“リワーク”は世間に浸透しつつありますが、精神科医師にもまだ知られていない存在です。
擬似職場としてリワークに通所し集団の中で復職の準備を整えていきます。段階的に活動を増やしつつ様々に負荷をかけながら、週 5 日継続的に通い復職に向けたリハビリを行います。
多職種による医療リワーク
リワークの中には精神・心療内科の病院・クリニックで行う『医療リワーク』があります。
医療リワークでは復職後も再休職予防を行いながら安定的・継続的に働き続けることを目的とした治療を行います。リワークと重なる部分当然ありますが、医師の指示の下、看護師・精神保健福祉士・心理師・作業療法士等の多職種チームのサポートを安全に受けられることが特徴と言えます。
また、通所中に双極性障害や発達障害等の診断とは違った傾向がみえた際に速やかな対応(診断名、治療方針の見直し等)をしてもらえることも挙げられます。
施設によって受け入れ方やプログラム内容に違いがありますので、うつ病などで休職中の方で興味をもたれた方は施設や主治医に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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