世界の3Dプリンターで作った建造物を比較してみて、どれだけ日本が遅れているのか知りたい!?

3Dプリンターでの、世界と日本の差

日本政府が、DX推進に力を入れている理由でもある「日本が世界に遅れをとっている」という、その根拠とその差を知りたいと思っていました。「2025年の崖」とも呼ばれてもいますが、DX化が進まなければ、日本経済に毎年30兆円の損失が発生すると予想されています。そうは言っても、海に囲まれている日本では、遅れている実感がなかなか湧きません。そこでインターネットで掲載されている範囲内ですが、世界の3Dプリンターの建造物に関する記事を拾ってみて比較してみようと思います。

日本の情報

普段、テレビを見ない私ですが、家族と食事を囲むときは別です。

とあるテレビ番組では、「一部屋を3Dプリンターで作ることができるような時代になったんですね~」とやっていた。

広さ10平米の建物を約24時間で建設しました。

このように日本では情報を発信しているが、世界ではどうなんでしょうか。

オランダの情報

2021年6月24日付の記事で、オランダ初の3Dプリンターで賃貸物件を紹介する記事がありました。

「3Dプリンターの家」2021年最新事情! ついにオランダで賃貸スタート、日本も実用化が進む

2019年には、住宅ではなく、世界最長となる29mの「3Dプリント製コンクリート橋」を建設しています。

 

ロシアの情報

2017年3月29日付けの記事で、ロシアでテスト施設として3Dプリンターで住宅を建てた記事がありました。

それがこちらです。3Dプリンターで“建築”した家がロシアに登場。24時間、1万ドルで完成

広さ409平方フィート(約38平方メートル)の建物を約24時間で建設しました。

ドイツの情報

2020年11月19日付けの記事には、ドイツでは3Dプリンターで賃貸用物件を建てているとありました。

それがこちらです。ドイツの建設会社が大型建設用3Dプリンタを使用して3階建てアパートを建設

この建物は、380メートル四方の3階建て集合住宅です。

アメリカの情報

2021年12月10日付けの記事で、3Dプリンターで作った住宅を発売開始した記事が掲載されていました。

それがこちらです。3Dプリンターの家がアメリカで販売開始。手ごろな価格で災害に強く、短期間で建つ。住み心地も良さそう!

中国の情報

1,2021年12月10日付の記事に、中国でも3Dプリンターで住宅を建てたというものがありました。それがこちらです。

中国北部の農村部に3Dプリンタで建てられた住宅が出現

2,2015年7月23日付の記事は、【動画あり】人類最速! 中国では家が3時間で建つ!! 激しい地震にも耐えられる強度らしい / 最新メイド・イン・チャイナ「3Dプリンタ屋敷」

3,2022年5月10日付けの記事で、中国ではチベットに3Dプリンターで水力発電ダムを建設しているという記事がありました。

それがこちらです。中国は人工知能と3Dプリンタを使ってチベットに水力発電ダムを建設する

この水力発電ダム建設では、住宅よりも大規模な建造物であるダムを3Dプリンターで建てることでも驚きですが、人間は極力介入しないでAIで作業をさせるというので、更に驚きです。

このダム建設プロジェクトに使用される造形プロセスの詳細は不明だが、報道によれば、建設に使用されるシステムは、建設用3Dプリンタと同じアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)プロセスで、AIが制御する無人の掘削機、トラック、ブルドーザー、舗装機、ローラーを使って一層づつ積層され、人の手を極力省き、約2年の歳月を掛けて自律的に構築されるという。このプロジェクトに関わった科学者等は「これは世界最大の3Dプリンタであり、大規模なインフラ用途に十分対応できるほど成熟している」と述べている。(「中国は人工知能と3Dプリンタを使ってチベットに水力発電ダムを建設する」より)

まとめ

ざっと3Dプリンターが立てる建造物について情報を拾ったみましたが、イメージだけでいけば日本が遅れているのは一目瞭然のように思います。※ただ施工基準等は、日本は世界的に厳しいのかなと思うと、質の面ではどうなのかは解りません。

ここで問題が1つあります。日本は海外各国に比べて遅れているのは、どうやら本当のようです。それでも「今までこのようにやって来た」という既得権益にしがみつく人達と、世界水準に追いつき追い越せという人達で二極化することです。

そもそも日本は、幕末に西洋化を成そうとした理由はいかなる理由だったでしょうか。それは西欧列強からの植民地化政策に対抗する為だったのではないでしょうか。昔のような植民地化はなくても、現代版の植民地化、または武力への併呑もウクライナの件もあるので現実的なルートとして、私の前にあると感じて行動をすべきではないでしょうか、と思っています。

それにそもそも世界水準を満たしている技術力が日本にあれば、もっと低料金でサービスを受けれる余地がある、ということは間違いないのでしょうし、今後はそこにも期待をしたいところです。

また3Dプリンターのみならず、色々な面で日本は遅れているのでしょう。技術力を増せば増すほど、同様に日本全体が潤っていると思って、日々の業務でチャレンジをしていきたいと思います。

日本人らしく!

 

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