貴方はどう思いますか?「生産性」が高い仕事をすると幸せなのか!?

何故、日本の賃金が低いのか?とネットでよく触れるフレーズではないでしょうか。

僕個人の意見としては、「生産性が低いから」という理由につきると思っています。

「生産性が低い」イコール「創造性が低い」とも言えるし、「思考のマンネリ化」とも表現ができるかもしれません。

 

そう思っていると、ふと「生産性が高い」と幸せなのか?と疑問が湧いた。

皆さんはどう思われますか?

「生産性が高い」と幸せなのか?

「幸福学」の前野隆司教授(慶應義塾大学大学院)のデータを紹介します。

そこには「幸福感」と「パフォーマンス」の意外(?)な関係性が見えて来ます。

 

幸福感」の高い社員の創造性は3倍、生産性は31%、売上は37%高い!

更に、欠勤率が41%、離職率が59%低く、業務上の事故が70%少ない!というもの。

 

このデータから推測すると、「生産性」が高いから幸せなのではなく、「幸福感」が高い人から「生産性」が高いとも言えます。

 

そして、「幸福感」を一般に満たすと考えられている「金」、「モノ」、「社会的地位」(地位財型の幸福感)から得られる幸福感は、実は長続きせず、逆に「非地位財型の幸福感」の方が長続きするとのこと。

 

幸せ・不幸せの7因子とは?

前野教授は、働く人の幸せ、不幸せについて、どのような因子で成り立っているのか分類をされています。

下図をご覧ください。

はたらく人の幸せの7因子・不幸せの7因子
Image: 前野隆司教授

「マイペース」と「オーバーワーク」

上図で私が気になった点があります。

それは「マイペース」と「オーバーワーク」の二つです。

これは働き手の職場における役割によって、「マイペース」で仕事ができるかどうかが大きく影響するように思う。

 

職場が働き手に求める職務を下記のように分けることができます。

1)働き手に「質」を求める働き方

2)働き手に「質」と「量」を求める働き方

3)働き手に「量」を求める働き方

 

3つ目の『働き手に「量」を求める働き方』は、「量」を求める以上は一定数以上を処理して貰うことが前提の職務です。その職務に「マイペース」を持ち込めれるのは、「マイペース」でも一定数以上処理ができる人だけです。

私が言いたいのは、「マイペース」が幸せを感じる1つの条件であるならば、自分に合った働き方を求める必要があるということです。

『働き手に「量」を求める働き方』は、能力が低いから「一定数以上を処理」ができないではなく、働く当人と仕事が合っていないから、という理由もあるのではないかと思うからです。※勿論、OJTを始めとする訓練を受けることで「一定数以上が処理」できる可能性もあります。

 

子供が幼稚園や小学校に行くようになると、子供が帰って来るまでの隙間時間に働きに出たいという女性のニーズは少なからずあります。社会保険労務士事務所である私どもの職場は、このようなニーズに対応できる職場を目指しています。

 

その経験から、職場が期待している「働き方」と働き手とのミスマッチに向けた対応もしているので事例として紹介したいと思います。

 

事例:「隙間時間に働ける」と「求められる働き方」とのミスマッチ

この隙間時間に働く働き方は、少し考えないといけません。

1)OJT中心の訓練ルールを構築

「隙間時間」に働くからこそ、働き手に十分な訓練(勿論、この訓練はOJTが中心)を施すには「期間」が必要です。

この「訓練」が不十分な間は、働き手は不安感を抱きながら仕事をすることになります。

また、働く側も子育ての為、仕事にブランクがある為、仕事ができるかどうかという不安を抱えています。

メールや送付書の文章を作成するだけでも、相当のストレスを抱える方もいます。

そのまま放置をしていると、不安感から離職とつながってしまいます。

 

これを解決する為に当センターがやっていることは、

① 一つ一つの作業に「手順書」を作る。文章を作成する必要がある場合は、例文を添付する。

② 「指示書」で、今日一日の作業を明示し、上から順番に処理して貰い、「作業量」をこなして貰う。

③ 「指示書」で当たる作業内容を少しづつ変更させて、作業にならしていく。

 

2)敢えて未経験者を採用

当センターでは、敢えて未経験者を採用しています。

それには理由があります。

経験がある人を採用してしまうと、知識があるから「生産性」が高いか、知識がなくても「生産性」高く働けるのか、のどちらかなのか判断がつかないからです。

いつも経験がある人を採用できるとは限らない昨今の労働人口の減少を踏まえると妥協する訳にはいかないポイントとなっています。

子育て世代の未経験者の方にでも、安心して働ける職場環境を整備していくことは、社会的に価値があると考えています。

 

3)「働き方」とのミスマッチを防ぐ

上記1)の「働き方」で働いて貰うことは、「質」、「質と量」を期待される働き方を潜在的にしたい人には向かない働き方です。

その為、試用期間中と言えでも、当方で提示した「働き方」ではない独自のやり方をされる方々が散見されています。

未経験者である為、当然のように「量」はこなせません。

だからと言って、「量」をこなせない理由は、自分勝手な「働き方」をしているからとは判断をしません。

 

「量」がこなせない理由は、下記の3つがあります。

① 当センターが提示した「手順書」等では不十分な為

② 当人の「働き方」に合わない為

③ 当人が仕事に手抜きをしている為

 

「①当センターが提示した「手順書」等では不十分な為」が、「量」をこなせない理由と捉えて、働き手とやり取りをして作業単位で「手順書」等を改善をしていきます。

そうすると自然と、当センターで整備している「働き方」に合う方が残って、職場と働き手のミスマッチを防ぐようにしています。

 

とは言え、ミスマッチを防ぐには、採用面接時に職場で考えている「働き方」を十分に説明をし、過たず理解をして貰うことが一番大事ですので、言葉だけではなく、資料等を見せて理解して貰いやすい努力が必要です。

 

まとめ

はたらく人の幸せの7つの因子、①「自己裁量権(マイペース)」、②「自己成長」、③「他者承認」、④「役割承認」、⑤「他者貢献」、⑥「チームワーク」、⑦「リフレッシュ」は、働き手の「働き方」「強み」に合った職務に就くことで「幸福感」で仕事ができるかどうかが決まるように思います。

だからこそ、人類は汎用性の高い職場環境を作り続けて来たのですが、DX化によってその職場環境が変化を余儀なくされています。更にこの変化の上に汎用性の高い職場環境を作った会社がより一層の競争力を持つであろうことは疑いようがありません。

 

今後は益々、働き手である従業員も含めて顧客とみなして、事業展開をしていくべき時代になって来たとしみじみ感じる今日この頃です。

 

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