以前に掲載した「コンソーシアム」。
周りの経営者からも「うちもコンソーシアムをしたい」と言うのを聞きにする機会が増えて来ました。
目次
※「コンソーシアム」をご存知ですか?「コンソーシアム」のメリットとデメリットとは?
これは今の急激過ぎる社会変化に対応するのには今は良くても、後々は自社だけでは難しいという判断があるのかもしれません。
起業18フォーラムで実施した「将来への不安」に対する意識調査(会社員(正社員・契約・派遣社員)と経営者・自営業・自由業の方々112人を対象)がありますので(抜粋して)ご紹介したいと思います。
「将来への不安」についての意識調査
【会社員】も【経営者・自営業・自由業】も約9割が将来への不安を抱えている(「とても不安がある」「不安がある」「やや不安がある」の合計)
【会社員】は「老後資金が不安」が最も高く43.1%、【経営者・自営業・自由業】は「収入が不安定」が最も高く45.9%
将来の不安を解消するために行動している割合をみると、【会社員】7.8%、【経営者・自営業・自由業】36.1%、【会社員】は「何か対策をしたいが何をしたら良いかわからない」が高く52.9%
具体的な行動の内容をみると、【経営者・自営業・自由業】は「投資(14.8%)」が最も高く、次いで「スキルの習得や資格の取得(9.8%)」、「新規事業に取り組む(6.6%)」が続く。
【経営者・自営業・自由業】は自分の事業に関連する具体的な行動をとっているが、【会社員】は具体的な行動に結びつかなかったり、時間の捻出に苦労していることがうかがえる。
社会変化への対応には「時間軸」を考慮は必須!?
政府は「DX化(デジタルトランスフォーメーション)」というけど、少なからず「アナログ経済圏」は残るかなと個人的には思っています。ただ「アナログ経済圏」に残ろうとは思いません。何故なら、恐らくですが「アナログ経済圏」に残れることの方が稀でしょうし、至難だと思うからです。
ですから、私自身も「DX化」を強力に推進していきたい一人あり、「DX化」を推進する1つの手段として「コンソーシアム」があると考えています。
「DXツール」を自社に導入していけば「DX化」される訳ではありません。
その「DXツール」で得たデジタルデータをどう有効活用していくのか?
それが最大のポイントになると思いますが、これは自社単体で取り組むには難しいと判断しています。それは圧倒的にデータの種類と量が足りない上に、それに加えて問題が「時間軸」を考慮しなければならないことです。
私は、妻に「この業種のこの会社のハウハウが欲しいから買収したい」と相談すると、妻からは「そのぐらいのノウハウは自社で作れるだろうに、〇〇〇〇円も払う?」と言われました。私は「確かに作れるかもしれないけど、ゼロから時間をかけてはいられない」と伝えました。
この例の通り、この「時間軸」は人それぞれ異なります。そして、M&Aをする目的も人それぞれです。
人によっては、その会社を買収してやりたいことが最終目標の場合もあるでしょうし、そうでない場合もあります。
他社との連携「コンソーシアム」に活路がある?
今現在有効なビジネスモデルから「DX化」したビジネスモデルへ進化することが生き残り争いに必須条件です。
おまけに競合企業よりも先んじる必要がある。
そう考えると、小規模企業であればある程、M&Aだけでは事足りず他社との連携は必須になるのではないでしょうか。
「コンソーシアム」の仲間作りには、知人、又は知人からの紹介を受ける場合もあるでしょうし、場合によってはマッチングサイトを活用することも想定できると思います。
マッチングサイトは仲間作りに活用できる!?
将来を見据えて「コンソーシアム」を取組みたいという人は多くても、実際に少ないことは想定できますし、自分の周りだけでは限りがあります。
きっと近い将来「コンソーシアム」の仲間作りができるプラットフォームがどんどんできてくるでしょうが、現段階ではマッチングサイトの活用が現実的かもしれません。
アッチングサイトを紹介
マッチングサイトを下記にて紹介しますので覗いてみて下さい。
AUBA(アウバ)
まとめ
社会変化に対応する施策を打つ際の何をいつ打つのか。これは或る意味、(良い意味での)経験があるかないかの判断も重要な要素になると思います。
コンソーシアムを組むことは或る意味、リスクも当然発生することでもあります。十分に検討し、用心をすることも忘れないようにして下さい。
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