近年、DX化の流れはより一層加速度を増しており、多くの企業がデジタル人材の確保に躍起になっています。今やデジタル人材は引く手あまたです。高いスキルを持っている人は、多くの企業から声がかかるでしょう。
しかし、貴重な人材として市場価値の高いデジタル人材の育成やスキルアップは、自社で内製化できないのでしょうか。
当記事では、デジタル人材の育成について紹介しています。デジタル人材の確保を考えている人は、ぜひ記事内容をご確認ください。
目次
DXの推進に必要とされるデジタル人材とは?
デジタル人材とは、AIやクラウド、ビックデータなど次世代のDXを取り扱うことができる人材を指します。プログラマーやエンジニアなどIT人材と似ていますが、デジタル人材には、DXを組織に取り入れ、組織の改善や課題の解決ができることが求められます。
技術的な側面よりも、人事や財務、企画など、各部門の役割を把握し自社の事業構造を客観視できなければいけません。デジタル技術の知見に加え、広い視野や対人能力など総合的バランスが取れた能力が必要とされます。
DXの定義
経済産業省によるDXの定義は次のとおりです。「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化、風土を改革し、競争上の優位性を確立すること。」
要約すると、デジタル技術やデータをうまく活用して、ビジネスモデルや企業風土や理念に変革をもたらし、競争の原動力とすることです。
デジタル化による生産性の向上や、営業活動の合理化は、企業が直面する課題となっています。
デジタル人材を社内で育成するには?
現在、DX人材を担うデジタル人材がとても不足しています。採用したデジタル人材のスキルアップを図るとともに、社内のデジタル人材育成も重要な取り組みです。
以下、4つのポイントにてデジタル人材育成について紹介します。
ミッションを与える
スキルを持っているデジタル人材は、より高みを目指したいという向上心を持ち合わせています。
デジタル人材にとって、よりやる気が出て、かつスキルアップが見込める状況は、一つのミッションを任せた時でしょう。
デジタル人材の育成には、明確なミッションを任せることが重要です。スキルがまだ未熟だけど意欲の高い人とチームを組めば、相乗効果でスキルを高め合うことも期待できます。
研修機会を与える
従業員に教育や研修の機会を与えましょう。すでに高いスキルをもった社内のデジタル人材が講師を務めるのも良いですし、外部研修を活用する方法もありだと思います。
DXへの対応は、まだ前例が少ない課題です。日々の研鑽によるスキルアップはかかせません。
機会ある毎に積極的に研修の機会を設けましょう。
学習環境の整備
自分で自学自習できる環境も整えておきましょう。もっともポピュラーな方法は、オンライン研修サービスの提供です。DX関連の教材は、オンライン研修サービスではよく提供されています。
いつでも自分で勉強できるよう、会社の福利厚生として提供するとよいでしょう。手厚い支援体制は、デジタル人材のやる気を維持することにも繋がります。
資格支援をサポート
DX関連の資格は、DX検定やデジタルトランスフォーメーション検定、+DX検定があります。
関連する資格として、プロジェクトマネージャー試験、データスペシャリスト試験、ネットワークスペシャリスト試験など、取得しておいて損はない資格が数多く用意されています。
資格手当など待遇面の強化や、検定費の援助など手厚いサポートで、スキルアップを目指すマインドセットを構築していきましょう。
デジタル人材と育成は重要な企業課題
DX化の流れは今後、より一層推進されていくと見られています。新しい時代の潮流に合わせて、さまざまな事業に挑戦したい場合、DX化は避けて通れません。DX化の陣頭指揮を取れるデジタル人材の確保は、喫緊の企業課題です。
デジタル人材の確保が難しい場合、自社内で育成する方法もあります。
即戦力は雇用し、次世代の人材は社内育成による内製化を検討してみてはいかがでしょうか。
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