現在、日本はIT、AIを始めとするDXにおいて、世界から遅れをとっています。
過去を振り返れば、世界第二位の経済大国だったのに・・。
日本の歴史の中で、世界から遅れを取った時期は何度もあります。その都度私は最先端の技術、文化、文明を取り入れて成長・発展して来ました。
ですから、私は、私達日本人は、必ず復活できる民族だと思っています。
目次
海外から学んだ明治維新前後の日本
「海外留学」と聞くと、明治維新前後に「海外留学」に行った人達を真っ先に思い出します。
彼らが居なければ、きっと今の日本も無く、感謝しかありませんね。
遅れている技術等をどう挽回するか。
日本のどの企業は検討しなければならないことですよね。
そこで、日本の歴史上「海外留学」した事例を振返りながら、「社内留学制度」を含めて、企業として何ができるか検討材料して頂けたらと思います。
フランス留学/日本騎兵の父:秋山好古
「フランス留学」と言えば、私が直ぐに思い出す人物は「秋山好古」です。
えへへへ 完全に私の好みによるチョイス1位♪
そんな秋山好古は、騎兵戦術を学ぶ為にフランスに「海外留学」をしています。
そして、日露戦争において、当時世界最強と言われたロシアのコサック騎兵を破っている。
詳しくは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」をお読み下さい。
現代のフランス留学の傾向
関西大学国際部の海外留学人気ランキングでは残念ながらベスト10には入っていませんが、「フランス留学」はお勧めの留学先であることは否めません。
恐らく、英語に比べると、フランス語は少し距離がある性ではないでしょうかね。
「フランス留学」というと、フランス語を勉強したい人だけではありません。例えば、首都パリは世界有数の「ファッションの都」の一つです。その為、デザイン系やファッション系の勉強をするために「フランス留学」をするという人もいます。
また、フランスと言えば、「フランス料理」を連想される人がいらっしゃるぐらい世界的に有名な料理です。この「フランス料理」を学ぶためにフランスへ留学するという人も多いのではないでしょうか。
こう言うと、英語圏への留学と違い、「フランス留学」は独特なイメージや雰囲気を抱かれるかもしれません。
「フランス留」学へ出かける人の特徴的に見てみると、英語圏の留学に比べて短期留学というのは少ないようです。最低でも1年以上は留学をするという人が多いかもしれません。「フランス留学」の目的が、語学であっても料理であっても、ファッションであっても、比較的長期で行く人が多いのが特徴です。
フランス留学した有名人
知花くらら(ミス日本)
加藤紀子
久保純子
雨宮塔子
※渋沢栄一は、フランス留学を予定されていましたが大政奉還によって日本へ帰国。
イギリス留学/映画「長州ファイブ」のメンバー 山尾庸三
「長州ファイブ」とは、幕末に長州藩の藩命でイギリスへ極秘留学をした5人のことです。
1,井上聞多(井上馨):外交の父
2,遠藤謹助:造幣の父
3,山尾庸三:工学の父
4,伊藤俊輔(伊藤博文):内閣の父
5,野村弥吉(井上勝):鉄道の父
5人が、それぞれ道で学んだことを日本に帰国後遺憾なく発揮し、各々の分野で「父」と言われています。
工学の父、山尾庸三
英語の基礎学習が終わった山尾庸三は、一人スコットランドのグラスゴーへ。
【写真】ハリーポッターのロケ地でも有名なグラスゴー大学。グラスゴーは、産業革命の発祥地とも呼ばれており、当時のグラスゴー造船技術は最先端。
渡航費を全て使い果たしていたので、昼間はネピア造船所で見習工として勤務し、ストラスクライド大学の夜学で科学、物理など工学の基礎を学んだ。「工学」を学ぶ傍ら「手話」も学んでいます。
造船所では「手話」が出来れば、耳に障害(聴力障害)を持った方にも働いて貰うことができます。後に日本において「特別支援学校」の普及に尽力するようになります。
当時の日本では、大した工学levelがあった訳ではありませんでしたが、山尾の強い要望で「工部省」が設置(明治3年10月)され、人材育成(東大工学部)にも尽力します。
明治20年までに政府が雇った「お雇い外国人」256人中238人がイギリス人で、その半数以上がスコットランド人でした。その理由が、「工部省」では、「お雇い外国人」を多く雇っていたからです。※多くのスコットランド人を雇った名残で、日本でスコットランド民謡「蛍の光」をお別れの際に歌うようになった。
映画にもなっていますので、ご興味がある方は是非ご覧になられてはいかがでしょうか。
現代のイギリス留学の傾向
「イギリス留学」は英語圏への語学留学の中でも比較的人気のある留学先の一つです。※関西大学国際部の海外留学人気ランキングでは5位。
「イギリス留学」をしている人というのは高校生もいますし、大学生もいます。
私の中では「イギリス留学」というと勝手ながら少し格式が高いイメージを持っています。
それは多くの皇族の方々が「イギリス留学」をしているからです。これは私だけでしょうか。
<イギリス留学をされた皇族の方々>
皇太子徳仁親王殿下
皇太子徳仁親王妃雅子殿下
秋篠宮文仁親王殿下
眞子内親王殿下
佳子内親王殿下
ですが、実際の「イギリス留学」は、比較的費用が高めではありますが、格安のものもあります。どこに滞在するのかによっても費用は十分に抑えることができるようです。
人によっては「イギリス留学」を奨学金で行くというケースも多いのではないでしょうか。
「イギリス留学」を、これからするという人は格安賃貸物件なども探せばあるでしょうし、「イギリス留学」をした人のブログやエッセイなどを参考にしてみると良いと思います。
「ジェントルマン」と言えば、イギリス紳士。独特のイギリスならではの文化から学ぶものは多いのではないでしょうか。
「イギリス留学」した有名人
松田翔太
シルク
宇野実彩子
その他「海外留学」の傾向
「アメリカ留学」の傾向
留学といえば「アメリカ留学」する人の割合が日本では圧倒的に多いのではないでしょうか。
やはり「語学留学」と言えば「英語」。「英語」を学ぶとしたら真っ先イメージされるのは「アメリカ」ではないでしょうか。「語学留学」を目的としなくても、「親しい外国」と言えばアメリカと上げられること多いでしょうし、「世界経済」の中心の一つであったり、理由はそれぞれでしょう。
「アメリカ留学」の留学先は色々で、期間も人によっていろいろですが、3か月の語学留学でアメリカへ出かけるという人もいれば1週間の短期留学でアメリカに行くという人もいます。
また1年、4年といった長期で語学留学のために「アメリカ留学」をするという人もいますか、ら期間や目的というのは色々です。
「アメリカ留学」をする人の行先もいろいろですが、行先によって費用が大きく変わってきます。
ロサンゼルスやニューヨークなどの大都市へのアメリカ留学はそれなりにお金がかかりますし、シアトルなどの比較的名前を知られていますが、自然が沢山で「アメリカの北海道」のような場所でもありホームステイにすれば費用がかなり抑えられます。
「アメリカ留学」の費用は抑えられるといってもそれなりに大金が必要になってきますから、奨学金を受けていくという人も中にはいるのではないでしょうか。また、留学をサポートしてくれるエージェントなどに登録してサポートデスクのサービスを手数料無料で受けるという人もいるかもしれませんね。
「オーストラリア留学」の傾向
「オーストラリア留学」は、日本人が留学をする行先でとても多い国の一つです。
オーストラリアは、治安もいいことから留学先に選ぶという人が多いのですが、治安の他にも、オーストラリアは教育に熱心で教育の色々なことが整っていることから「オーストラリア留学」をする人が多いのではないでしょうか。
「オーストラリア留学」をするなら、それなりに費用がかかりますから準備しておかなくてはいけませんが、費用を全額用意することが難しいといった場合には、奨学金制度を利用するという方法もありますし、格安の所を探すという方法もあります。
「オーストラリア留学」へ出かける際に自分ひとりで準備や手続きをするのは大変ですから、サポートデスクなどが整っている正規留学エージェントを利用するというのも一つの方法ではないでしょうか。
実際に今までに「オーストラリア留学」を体験した人の体験記やブログなども出発前に読んでおくと持ち物を用意する際にもとても参考になりますし、現地での困ったことなどの対処の仕方などもとても参考になるのではないでしょうか。
「オーストラリア留学を」する人の目的の多くは語学留学ですが、最近は日本語教師として行く人やボランティアで行くという人も増えているようです。
まとめ
1,明治維新前後においての「海外留学」は、日本にそもそもない技術・文明を取り入れることが目的でした。でも、今、ITやAIなどが遅れているとしても、「海外留学」することで挽回ができるものなのか、素人の私には解りません。
もしかしたら、挽回するという視点とは異なるチャレンジが必要なのかもしれません。
2,「海外留学の傾向」は、一般的な内容を記載しましたが、実際に「社内留学制度」を整備し実施する場合は、奨学金制度をからめてどう整備するのかなど制度を作る必要があります。
3,歴史を「海外留学」でなくても、明治維新前後において「お雇い外国人」を招聘して技術提供して貰った例は結構あります。その棲み分けをどう考えるべきか。
明治政府の場合だと、「海外留学」で政府機関構築を留学した者が設置し、その分野の人材育成は「お雇い外国人」に手伝って貰っていたようです。
これをイメージして考えると大げさのようにも感じられます。「お雇い外国人」ではなく、「外注先」「提携先」をして技術を提供して貰う場合もあるかもしれません。必要とする技術を持っている従業員を採用することも、教育を受ける機会を与えて専門技術を持たせるなど、企業が事前に考えておくべきことが多い。
4,どのような対応の仕方であったとしても、如何に企業側で「コントロール」ができるかどうか。
「コントロール」が出来なければ、目先では良くても、潜在的にリスクを抱えていることには変わりがないのですから。
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