「障害年金」を受給された方々の中には、子供のころから精神疾患の原因や環境があった方がおおくいらっしゃいます。
中には、親を疑う心が無い子供の頃に、父親「〇〇ちゃん、手をテーブルの上に置いて」と言われて、言われるままに手をテーブルの上に置くと、何も悪さもしていないのに、父親は火がついたタバコを手に押し付けて来た等、耳を塞ぎたくなるような体験をされた方もいます。
人それぞれに背景があるのと同様に、「障害年金」の手続きも人それぞれ一筋縄でいかないこともがあります。
そのような事例をご紹介させて頂きます。是非参考にして下さい。
目次
① 精神疾患(統合失調症)による障害年金2級<請求事例>
MGさんは幼少期から内気で大人しい性格でイジメにもあっていました。
高校生の頃より、めまいや幻視が見られ、自宅に引きこもりがちだったが、専門学校に進学し、介護職に就きました。
≪発症≫
しかし、人間関係や仕事の悩み、怪我から退職して、その後、幻覚や幻聴を見たり聴いたりするようになりました。
家族が精神科に連れて行ったところ「統合失調症」と診断されました。
治療を継続しましたが、病識が無く、薬を服用しなかったり捨てたりと悪化し、入院を繰り返しました。
≪障害年金の手続き≫
そのため、当事務所が障害年金申請の依頼を受けました。
最初の小児科が廃院しており、受診状況等証明書が取れない状況でしたが、当時の主治医が別の病院に勤務している事を確認し、その医師に協力して頂いて第三者証明を作成しました。結果、障害基礎年金2級に決定しました。
引用元:精神疾患による請求事例
② 精神疾患による障害年金2級<請求事例>
≪発症≫
YAさんは営業職に就いていましたが、退職後に知人に誘われて起業するも、騙されて借金を背負い、奥さんにも逃げられました。そのため、不安や頭痛・めまい・不眠等の症状が出現しました。
精神科を受診するも症状は一進一退でした。地元に戻りコールセンターでの就労を開始しましたが、抑うつ状態のため、自宅に引きこもりがちの生活だったため、障害年金申請を考えて当事務所に委任されました。
≪障害年金の手続き≫
初診日時点での加入が国民年金だったため、障害基礎年金での申請となり、支給となるには2級以上が必要となります。
障害の程度を定めている法令では「【2級】必ずしも介助は必要ないが、日常生活に著しい制限があり、活動範囲は家の中に限られる状態。」と有り、精神疾患では、就労の事実が不利に働く事もあります。
そのため、当方ではコールセンターでの勤務状況を詳細に確認し、一般就労雇用でしたが就労が困難な状況に有る事を丁寧に申立し、障害基礎年金2級の受給となりました。
「就労=不支給」とは限りません。働きながらでも障害年金を受ける事ができる可能性は有ります。
引用元:精神疾患による請求事例
③ 精神疾患による障害年金2級<請求事例>
≪発症≫
TTさんは母が亡くなったのは自分のせいだと、自分を責めていて、すごく悩み眠れなくなりました。また、老人ホームの勤務で夜勤もあるため睡眠の確保に難渋していました。
そのため、病院を受診しましたが、「自分は睡眠障害であって、ウツではない」と思いこみ、通院を止めてしまいましたが、その後抑うつ状態・不眠・希死念慮が出現したため、メンタルクリニックにて治療継続し、障害年金を申請することにしました。
≪障害年金の手続き≫
TTさんには内縁の夫がおりますが、障害年金では正式に籍をいれていなくても住民票上で、未婚の夫と記載がある場合、障害年金の加算対象者となります。
住民票や戸籍謄本など必要書類と供に障害年金申請書類を提出した結果、障害厚生年金2級が決定しました。
引用元:精神疾患による請求事例
まとめ
請求事例はごく一部ですが、同様に苦しまれている方は、「障害年金」という国のしっかりとしたサポートを受けて生活されていくことが望ましいと思います。
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