働く従業員に難聴が発症!?その際の職場での配慮をご紹介します【耳毒性薬剤篇】

耳毒性薬剤とは

さまざまな病気の治療薬の中には、聴力に悪い影響を及ぼす薬があります。
一般的には長期的に薬を服用することで聴力に影響が出るとされますが、他の薬との飲み合わせによって聴力に影響が強く出る場合もあります。

薬の服用を中止しても聴力が回復されないこともありますし、病気の治療のために薬を継続せざるを得ない場合もあります。

配慮が必要な症状など

聴力が低下する原因となった薬の服用を続けている方もおられます。
薬が必要となったもとの病気の治療に使用していることが多いので、聴力の低下と共にもとの病気に対する配慮も必要だと考えましょう。
その病気は個人によって異なりますので、業務にあたってどのようなことが障壁(バリア)となっているかを確認する必要があります。

聴力の低下に関しても個人差がありますので、どの程度の聞こえかによって配慮の内容も異なってきます。
たとえば筆談やチャットをメインにコミュニケーションをとる必要がある場合も考えられます。

また薬の服用をされている場合には、忘年会や打ち上げなどの酒席に気をつけましょう。
一般的には薬と酒の相性は悪いとされ、薬の効果が強く出すぎてしまうなどの重大な事故につながる可能性も否定できません。

仕事をする上で本人が気を付けておくこと

聴力の低下がどの程度であるかをご自身でしっかりと把握し、業務でできるラインとできないラインを明確に意識しておきましょう。
頼まれ仕事であっても、それがハンディキャップによって難しい場合には丁重に断ることが必要となってきます。
無理に難しいことをした結果、大きなストレスを受けたり失敗してしまうことは避けた方が良いといえます。

後遺症などによって別の症状を併せてお持ちの場合には、その旨もしっかりと職場に伝えておきましょう。
何らかの発作が起こる可能性があると主治医からいわれている場合には、職場で発作が起きた時の対処法をあらかじめ伝えておくことも重要となってきます。

 

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