「慎重さ」:ストレングスファインダー34の強み

慎重さ(Deliberative):実行力の資質

1,「慎重さ」上位の人は、行動する決断をするのが遅いイメージがあります。

「慎重さ」上位の人が、行動へ移せないときは、その先のリスクをコントロールして減らす為です。

これを言い換えると「失敗するのを嫌うというよりも、準備もせずに手を出して、後から悔やむことを嫌う為です。」

そういう意味なので、何でもかんでもブレーキが掛かる訳ではありません。

場合によっては、先のリスクへの対応等ができると判断した場合は、周囲の人が驚く程行動が早い場合だってある訳です。

この人は、他の人が気づかない「見えない要素」に気づくことができなる優れた判断力をもっています。

この「迷いのなさ」を意識して見ていくと「慎重さ」の見方も変わっていくと思います。

2,準備が出来てから開始するのは、とても大事なスタンスだと思います。ただ全ての出来事が準備万端で開始できる状況にないのも事実だと思う。先行き不透明な社会であれば尚更です。準備が終わるのは、いつになるのか?準備が完了したときには、世の中はまた変わっている、ということも有り得ます。「死ぬ以外は全てかすり傷」と思って、準備が不完全でも開始していくことも許容する、自ら決めることも必要なときがあることも忘れないようにして下さい。