「共感性」:ストレングス・スファインダー34の強み

「共感性」(Empathy ):「人間関係構築力」の資質

Empathyを調べると「共感」「感情移入」とあります。要は、「共感能力」が高い資質と言えます。

「共感性」上位の人は、言葉を交わさなくとも、(相手のしぐさ、言葉のトーン等から)相手がどう感じているかを察知することができます。

常に、相手の気持ち(他社目線)を思いをめぐらしながら、場合によっては先回りして助けてあげたりして、一人ひとりが穏やかにいられるよう振る舞えるのが「共感性」の強みです。

たまには、自分を振返って「今疲れていないか?最近リラックスできる時間を取れていたかな?」と振り返ることも必要です。

また、「共感性」上位の人であればある程、ネガティブな感情に近づかない傾向性があるようです。

活かした方

ビジネス上では、相手(お客様、部下など)の感情、ニーズが解るので、「適切な提案」をすることができます。

対人関係能力が高いので、人と接する仕事、人に関する仕事、人事担当、採用担当、人材育成、コールセンター、病院関係など

「共感性」が高い人がリーダーの場合、ただ単純に「成果」を追い求めるのではなく、部下・社員にも喜んで欲しいとの気持ちが強く、血が通った組織にしたいと考えます。

「共感性」を活かして、組織全体をより良くするには?より多くの成果を得るには?と考えの中にも、必ず多くの人の気持ち・意見を理解し、それを決断材料としたり、また(誰かを犠牲にするのではなく)皆の気持ちを集約していけるようにしたいと考えたりします。

リーダー、又はリーダーに意見を言える立場に立つことで、更に「共感性」の資質を伸ばすことは可能だと思います。