イノベーションとは、発明や発見そのものではない。
もちろん発明や発見のいずれかが必要となることもある。
しかし、イノベーションは、知識そのものではなく成果に焦点を合わせる。
したがってイノベーションは、規模が大きなほどよいというものではない。
逆に、小さなほどよい。繰り返すならば、イノベーションとは、既存の知識、製品、顧客のニーズ、市場などすでに存在するものを、はるかに生産的な新しい一つの全体にまとめるために必要な小さな欠落した部品を発見し、その提供に成功することである。
(創造する経営者、P.F.ドラッカー)