これら四つの分析を総合して使うことによって初めて、企業のマネジメントは自社について理解し、診断し、方向づけを行うことができるようになる。

四つの分析から、企業のマネジメントは、その経済的な職務の遂行に必要とされる自らの事業に対する理解を得ることができる。

しかし、それら四つの分析は、いずれも、一つだけでは役に立たない。

(1)業績をもたらす領域、利益、資源についての分析

(2)コストセンターとコスト構造についての分析

(3)マーケティング分析

(4)知識分析

これら四つの分析を総合して使うことによって初めて、企業のマネジメントは自社について理解し、診断し、方向づけを行うことができるようになる。

(創造する経営者、P.F.ドラッカー)