事業が、何に対して代価を支払われているかについて、内部から知ることは容易でない。
自らを外部から見るための体系的な作業が必要ある。
事業の内部からは、自らの卓越した知識さえ見ることができない。
彼らにとっては当たり前のものだからである。
もちろん、内部の人間が、自社が何をしており、何によって利益を得ているかについて、必ず間違った評価をするというわけではない。
しかし、自分たちの評価が常に正しいと決め込んではならない。
少なくとも、自らの判断を検証していかなければならない。
(創造する経営者、P.F.ドラッカー)