新製品に対する期待については、常に事前にそれを書き留めておくことが必要である。

第一の原則からして、新製品に対する期待については、常に事前にそれを書き留めておくことが必要である。

期待を事前に書き留めておくことによってのみ、あとで検討するうえで必要な信頼できる記録を用意することができる。

期待と業績を比較することによって、特に二つの大きな問題、独善的製品という退化病の進行と、シンデレラ製品という機会の喪失を発見することができる。

また、期待に照らして業績を評価することによって、非生産的特殊製品を発見することができる。

(創造する経営者、P.F.ドラッカー)