製品についてばかりでなく、成果をもたらす他の領域についても、分類はそれほど難しいことではない。
しかし、いずれの領域についても、分類だけでは、有効な診断には不十分である。
製品の性格の変化。特に衰退に向かっての変化を把握しなければならない。
これらの変化を知るためには、簡単な原則が二つある。
第一に、予期したものと違う結果が出るようになるならば、類型変化の前兆と考えられる。少なくとも、分析が必要である。
第二に、あらゆる製品、市場、最終用途、流通チャネルにはライフサイクルがある。
(創造する経営者 P.F.ドラッカー)