いかに大企業であろうと、或いは逆に、いかに小企業であらうと、限界的存在になったのでは、生き残ることができない。
特に、主力製品、すなわち売上げの大部分を占め、主たるコストの発生源となり、最も貴重な資源を割り当てている製品においてリーダーシップを握らなければ、生き残ることはできない。
限界的存在の製品は、十分な利益をあげられない。
そして、常に、駆逐される危険にある。
市場が大きければ大きいほど、すれすれの限界的な存在であることは危険である。
リーダーシップのない製品に生き延びる余地はない。
(「創造する経営者」P・F・ドラッカー著)
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