ランチェスター戦略 第一法則 : M0ーM1=E(N0-N1)
E=武器効率(武器の性能の比)
「ランチェスター戦略 第一法則法則」が、適用される場面
ⅰ)敵味方の兵士の数が、目で確かめることができる狭い地域での局地戦の場合
ⅱ)一騎打ち型の兵器を使った戦闘の場合
ⅲ)接近戦の場合
兵隊数の少ない弱者が勝つにはどうするかを、このランチェスター戦略 第一法則に当た羽目て考えてみると、M軍の戦う前の兵隊数M0、戦った後の兵隊数M1、同様にN軍の戦う前N0、戦った後N1 とする。
1)正社員数10人のM社、正社員数が7人のN社、そして武器効率は同じの場合、
10人-M1=7人-N1
M1-N1=3人
この衝突すると、M社は3人分の利益を出すことが出来る、みたいな計算となる。
2)N社が、M社に勝つには、下記の通りとなる。
① 正社員を7人から10人以上に増やす。
② 武器効率を 10/7以上にあげる。
ランチェスター戦略 第二法則 : (M0ーM1)²=E(N0-N1)²
1)M軍の戦闘機100機、N軍の戦闘機60機で戦った場合、N軍が全滅した場合、M軍は何機が残るだろうか?(E=1、武器効率は同じ)
(100-M1)²=(60-0)²
M1²=10000-3600
M1 =80
つまり、M軍は20機落とされたが、N軍を絶滅させることができる、ことになる。
N軍の損害は、M軍の3倍
これを現代ビジネスで考えてみると、生産性比3倍、利益3倍の違い、と表現してみると、この違いの大きなさはとても無視できるものではない。
「ランチェスター戦略 第二法則」が、適用される場面
ⅰ)敵味方の兵士が、互いに視界に入らない広域戦の場合
ⅱ)近代兵器を使った確率戦の場合
ⅲ)遠隔戦の場合