私の一方的なアポにより、本日釧路で「一般社団法人なんらぼ」の代表理事の山家由三さん、理事の森靖比古さんと初めてお会いすることができました。
「一般社団法人なんらぼ」の事業内容は、こちら
目次
本当に社会復帰って正しいのか
お話をお伺いしていると、『社会復帰支援。「支援」という言葉がつくと、「社会」復帰が正しいことが前提となっている。でも、実際に大人でも社会に復帰ができない人からすると、「社会」に対する矛盾を感じ、社会に溶け込めれないのが現状です。
その人に、「社会」復帰を!と言っても、一時は復帰ができるかもしれないが、根本的には本人の問題が解決をしていない為、また逆戻りとなってしまう。
社会に馴染めない、溶け込めないこと自体が間違えではない。』という、あくまでも『その人にとっては、正しい選択肢の一つ』と相手の立場を理解してされていて、このスタンスで利用者さんへ支援サポートをされていることがも印象的でした。
なかなかその立場で、人と関わることってできることではありません。
人間関係を作るのに慌てていない
お二人のスタンスをお聞きしていると、人間関係を作るのに慌てていない。この一言につきるかもしれない。
例えば、引きこもりの方が、引きこもりながらゲームをしていると聞けば、ゲームを一緒にやりながら人間関係を作る。
一般的なやり方ではないと思う。その相手の立場に立った寄り添い方。それを徹底されているなって感じがします。
安定よりも本当にやりたいことを重視
通常、福祉サービスは国の制度事業として行うことが全てと言っても過言ではありません。
ですが、「一般社団法人なんらぼ」は、制度事業を行うことを避けています。
一見、制度事業であれば、国から月々収入が入るので会社経営としては好ましいと思われます。ところが、制度事業を行うと「やらないといけない」ことが多くなり、本当にお二人がやりたいと思っていることが出来ないと判断をされたようです。
勿論、制度事業で救われる人は当然いますし、必要ないとはお考えになっていません。そのことはご理解下さい。
お二人がやりたいこと。先程のゲームを一緒にやりながら人間関係を構築していく。このような時間の使い方をされていては確かに国のルールとは相反するように思います。
「本当にやりたい」ことをやっているお二人だからこそ、利用者さんの「本当にやりたいこと」探しを一緒にできるのかなと思いました。
その人が好きなことで生活できるように
働きたくないと言う人に「じゃあ。働かなくても生活できることを一緒に考えようか」と。
このスタンスはなかなかできないと思います(笑)
今は多様な働き方が可能な時代です。そのことを最大限活かして利用者さんへ提案されています。
私なんぞは、まだまだ私も頭が固いなって思い知らされました。
まとめ
本日の出会いを通して、お二人が既成の概念に収まらないお考えで事業をされていることにとても刺激を受けました。
受けた刺激を大事にして今後に活かしていきたいと思います。今日の出会いに感謝です♪ありがとうございました!
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