【DX推進】「RPA」って何?どんな作業をすることができるの?その可能性とは?

日本は、AIを始めとする【DX推進】を加速させる方針をとっているのは、読者の方々は既にご存知だと思います。

≪経済産業省≫デジタル産業の創出に向けた研究会の報告書『DXレポート2.1(DXレポート2追補版)』を取りまとめました

私の所属する業界においても、この【DX推進】によって、今後顧客との関わり方も大きく変わっていくことが想定されていますので、当センターにおいても率先して【DX推進】を自社内においても実施していきたいと考えています。

とは言え、まだ【DX推進】に着手をされていない会社にとっては、急に【DX推進】と言われても、どのようなことができるか、何をやったら良いのか想像するのが難しいのが現実ではないでしょうか。

そこで当センターで実際に実施している事例から情報発信をしていきたいと思います。

まずは当センターとして、最も力を入れていきたいと考えているのが【RPA】です。

【RPA】とは?【RPA】で何が出来るのか?

【RPA】とは?

まず【RPA】とはどのようなものかについて説明をしたいと思います。

簡単に説明をすると、「人を介さなくても、パソコン内で作業をしてくれるシステム」です。

※【RPA】は、ロボティック・プロセス・オートメーションの略称。

【RPA】で何ができるのか?

1,当センター(社労士事務所)で想定している作業

既に実行させている作業としては「電子申請後の確認作業」等がありますが、それと別に今後【RPA】に作業させようと考えているものは、下記の通りです。

(1)請求書発送業務

(2)会計ソフトへの入力業務

(3)インターネットからの情報収集

(4)労務管理ソフトへの入力業務

(5)労務管理ソフトでの業務準備 などを想定しています。

2,【RPA】が向いている作業

【RPA】独自では、一部「例外処理」のような「ノード」(作業プロセスの一つ)がありますが、<原則>判断をしません。

ですので、色々と判断が必要な作業を行わせる場合は、「この場合は、こっち。ある場合ならこっち」というように「分岐」を予め設定しておく必要があります。その為、余り「複雑な分岐」となると出来なくはありませんが、管理は煩雑となってしまうと思いますので、どうするかは社内で検討をしてみて下さい。

このことも含めて【RPA】に向いている作業は、下記のような作業と言えます。

(1)「単純」作業であること。

(2)「定型」的な作業であること。

(3)「定期」的に発生する作業であること。

(4)「反復性」の作業であること。

(5)「量」が多い、「長時間」が要する作業である。

【RPA】の商品について

【RPA】には、色々な商品があります。まずは当センターで導入している「NTTデータ」の【winactor】を紹介したいと思います。

NTTデータ【winactor】

日本一のシャアがある【RPA】のようです。

そもそも私の場合、当センターに出入りしている業者さんからのご紹介だったので、あまり調べもしないで【winactor】を選択した経緯です(笑)

1,実際に導入して見て、実感していることは、もう少し素人に優しいサポート体制を作って頂けると助かるかなと。

確かに相談をメールでやり取りすることできるのですが、「専門用語」で回答される傾向にあるので、質問する側もそれなりに勉強をしていることが必要です。

2,上場企業なだけあって、サポートする窓口が別々です。全く違う窓口に質問をしてしまうと、「こちらではないので、専門の窓口にお問合せ下さい」と返信が来ます。※基本やり取りはメール。

3,基本マニュアル等は用意してありますが、実際に作業するには足りません。

ですので、専門書を用意する、動画やネットで調べる等が必要です。

4,上記1~3と批判的なことを書いてありますが、未だに【winactor】を使い続けている私です。人間、欲望には際限がありません(笑)ということでしょうか。

使っていると愛着も出て来ることもありますが、要領を得ると使いやすいのも事実です。

導入する際には「トライアル期間」を設けて貰って、実際に操作ができる担当者から教えて貰いながら検討するのが良いと思います。

以下は、実際は、私は使用としたことがありませんが、情報取集の中で担当者から直接お話をお伺いすることができた【RPA】をご紹介したいと思います。

ソフトバンク【SynchRoid】

担当者の方のお話をお聞きして、「それは良いな~」と思ったのが、予め【RPA】にさせる作業を用意してくれている点です。全ての作業という訳にはいかないのでしょうが、例えば「弥生会計」に入力作業をさせたい、などは既に用意されています。

自社独自の作業でない限りは、ある程度作ってくれているので【RPA】を導入しやすいと思いますので、ご検討の際には、させたい作業が既に用意されているかどうかも担当者からお聞きしておくと良いと思います。

【RPA】は、上記の他にも色々商品があります。場合によっては、私の知人のように自前で作成する人もいます。ですので、導入する際には色々と情報収集をした上でご検討されることをお勧め致します。

考えられる【RPA】の将来性

【RPA】について、私個人の見解。

上記に記載した通り、【RPA】によって自社の作業が大きく軽減する可能性を秘めています。

これはこれで大きな意味があるように考えています。

1,今まで人がやっていた作業が、「ボタン」一つで処理される商品が発売されるのも、近い将来到来する可能性が十分にあります。

もし発売されたら助かる業界、会社も多いでしょうが、「今まで人がやっていた作業」業界自体だけで使っている内は良いのですが、徐々に顧客が使用するようになっていくでしょう。

ですからにいる人は、警戒が必要でしょうし、そうなっても困らないように今から手を打っておくことが必要なのではないでしょうか。

2,この「警戒レベル」は人によってそれぞれです。

自分と異なる「警戒レベル」の人に対して、「それは違う」とは言えないのも事実です。

何故なら、「将来・未来」のことは誰も知らないのですから・・・

アリとキリギリス」の童話と同じになってしまうのかどうかは自己責任です。

3,この「警戒レベル」が近い者同士が、今後一緒に活動する傾向になるのではないでしょうか。

「今から準備をすべき」と考えると人と、「まだまだ数年先だよ」という人とでは、手の打ち方から考え方も大きく異なるのは当然ですから、(仕事の上で)一緒に何かをやる仲間にはなり得ないと思う。

まとめ

1,時代変化の激しい現代において、自社として先をどこまでのことを想定するかで、今後の行動が変っていくと思いますが、私的には、「社会保険労務士」業界としては、最終的には「リーガルチェック」「法律相談」の業務しか残らないと想定しています。

※「労働保険事務組合」業界的には、「社会保険労務士」業界のに加えて「特別加入」「年度更新」。

なので、(どこの社会保険労務士事務所も、「今まで人がやっていた作業」だけで売上を作っている訳ではないでしょうが)売上構造が大きく変わることが想定され、場合によっては廃業する事務所も出て来ることが考えられます。

2,「想定した世界」において、どのようなサービスをすべきなのか?を検討し、今から準備しておくことが更に必要だと、私は考えています。

だからこそ、逆に【RPA】など【DX推進】を図り、次世代型の事務所に早く生まれ変わることを目指しています。

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