「最上志向」:ストレングス・ファインダー34の強み

「最上志向」(Maximizer):「影響力」の資質

1,「最上志向」の資質を持つ人の基準は、「平均」ではなく、「優秀」であること。

なので、自分のことを「いつももっとできるはず」と思っているはずです。

時々、自分はどのようなことを成し遂げたか振り返るってみると良いと思う。

2,人の努力の方向性には、二通りあります。

1つ目は、平均以下の何か(例、苦手分野)を平均以上にする努力。

2つ目は、平均以上の何か(例、得意分野)を最高のものにする努力。

「最上志向」の資質を持つ人は、2つ目の『平均以上の何か(例、得意分野)を最高のものにする努力』に胸躍ります。

3,最上志向との強みと弱み

強みと言っても、状況によっては弱みになることを覚えておきましょう。

最上志向の資質の強みとしては、最高のものを目指すところです。ですが、この強みの発揮のさせ方によってはマイナス評価を受けることがあります。例えば、歯科技工士の仕事である「義歯」の作成。納期と生産性のバランスを見据えて最高の仕上げを目指す必要性が、業務の性質上ついて回ります。ですが、最高のものを作成することに照準を当てると、必要以上に作業時間を費やしてしまうケースもあります。これは強みとして発揮しているのではなく、弱みにさえなっている例です。

また最高のものを目指す為に、付合う人達の価値観によって選別するというような好き嫌いがはっきりしている場合もあります。この好き嫌いも良い意味で発揮する場合と、悪く発揮する場合もありますよね。

何か調子がおかしいなってときは、自身の強みが悪く発揮されていないかを確認するのも、とても大事なことだと思います。