これで合格に近付く!社労士試験の内容と対策、勉強のポイントを紹介します!

社会保険労務士は人気資格ですが、試験の合格率は低いといわれています。

合格率や出題範囲、形式、合格ラインを解説するとともに、合格率が低い理由や合格を目指すためのポイントを解説します。参考にしてください。

 

【概要】

2019年は申込者数⇒約49,600人、合格率⇒6.6%でした。

ここ数年一桁%の合格率で推移しています。過去最低の合格率は2.6%(平成27年)。

合格率だけでみれば、かなりの難関といえます。

しかし、司法試験や公認会計士試験との違いがあります。受験されている方の中心はお勤めの方で、合格者の方もそうです。”受験専業で1日中試験勉強をしている”という層の中での試験ではなく、仕事と勉強を両立して合格されている方が多いということです。

 

受験の申し込みについては、厚生労働省から官報で公示(毎年4月中旬)されます。受験料は9,000円(別途、払込手数料200円)です。

試験は8月の第4日曜日に行われます。

午前(10301150)に選択式、午後(13201650)に択一式が実施されます。

 

1日かけて行われるため長く感じられますが、科目や問題のボリュームが大きいため、時間が足りなくなる可能性もあります。合格するためには、時間配分にも気を配らなければなりません。

 

【出題範囲】

・労働基準法及び労働安全衛生法

・労働者災害補償保険法

・雇用保険法

・労働保険料徴収法※選択式での出題はなし

・労務管理その他の労働に関する一般常識

・社会保険に関する一般常識

・健康保険法

・厚生年金保険法

・国民年金法

選択科目などはなく、すべてについて網羅的に勉強する必要があります。

 

 

【試験形式】

試験は、選択式と択一式で構成されています。配点はすべて1点です。

 

選択式は1つのカテゴリーにつき1問ずつ、全部で8問あります。1問の問題文につき5つの空欄があります。空欄に入る語句を、原則として20個用意された選択肢の中から選んで解答します。

 

択一式は5肢択一式の形式で、合計70問あります。8カテゴリーのうち、「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」を1つにまとめた、全7カテゴリーとなります。1つのカテゴリーにつき、10問の出題があります。

 

正しい(もしくは誤っている)選択肢を選ぶ問題、正しい(もしくは誤っている)選択肢の個数を選ぶ問題、正しい(もしくは誤っている)選択肢の組み合わせを選ぶ問題の3パターンです。

 

【合格ライン】

社労士試験には、いわゆる「足きり」があります。

平成30年度の合格基準は以下の通りでした。

 

・選択式試験で満点40点中23点以上かつ各科目満点5点中3点または2点以上(科目による)

・択一式試験で満点70点中45点以上かつ各科目満点10点中4点以上

 

選択式の23点以上と、択一式の45点以上とは、合格基準点です。すなわち、合格点のことを指しています。

赤字部分が「足きり」のラインです。総合して合格基準点に達していたとしても、1科目でも基準点に達していない科目があれば、不合格となります。

 

 

【合格率が低い理由】

理由①:各科目に合格基準点が存在する

社会保険労務士試験の合格率が低い理由のひとつが、上で述べた合格基準点の存在です。合格基準点とは、その年の試験の受験者の得点率と平均点を考慮して決められる合格基準となる点数のことです。 

つまり、○○点とれば、必ず合格できるということではなく、合格するか不合格になるかは、その年の難易度によるということになります。一つでも合格基準点に満たない科目があれば不合格になりますので、不得意な科目を作らないようにすることが重要になります。

 

理由②:科目数が多い

次に、試験科目の多さです。前述したとおり、9科目あります。ただし、択一式では一般常識2科目は1科目として扱われますので、8科目となります。このように、試験範囲の幅が広く、法令や一般常識の試験であることから膨大な暗記をしなければなりません。また、法令には改正がつきもので、昨年の正解が今年は不正解ということも起こり得ます。

社会保険労務士試験の受験者は、会社員だけで6割近くを占め、試験勉強に使える時間が十分とはいえない面があります。暗記しなければならない試験科目が多く、法改正への対応も求められる試験では不利ともいえます。これが、合格率が低い原因となっていると考えられます。

 

理由③:過去合格した科目の受験が免除されない

社会保険労務士試験では、過去の受験で合格基準点をクリアした科目があっても、受験が免除されることはありません。合格基準点をクリアしたということは、考えようによっては科目合格ともいえますが、社会保険労務士の試験には適用されません。

例として、税理士試験では、一度合格した科目は翌年の試験で免除されます。ですから、試験科目の全部を一度に合格するというよりは、科目合格を重ねて最終的に合格するという方が多くいます。年に1科目の合格を目指してそれだけを勉強するという学習方法も可能です。

 

【合格を目指す勉強法】

ポイント①:十分な勉強時間を確保する

仕事が忙しくて勉強する時間がない方もいるかもしれません。受験者の半数以上が会社員であり、公務員や団体職員などの勤めをしている人を加えれば、時間を作るのが困難な受験者が多いことはたしかです。独学で挑む方もいれば、対策講座を実施している予備校に通って臨む方もいます。予備校では仕事の後に通える講座や、週末に集中して学ぶ講座が多くあります。その他に、通信の講座も豊富です。

社会保険労務士試験の合格に必要な勉強時間は、平均1,000時間ともいわれています。500時間程度で合格する方もいるため、個人差はあります。しかし合格に近づくためには、平均値である1,000時間くらいは確保したいものです。

 

ポイント②:全科目を平均的に勉強する

合格するためには、とにかく暗記中心の勉強をすることが大事です。注意すべきは、完全な理解にこだわると、勉強した他の知識を忘れてしまうおそれがあることです。

また、各科目ごとに合格基準点が設定されていることを考慮し、得意科目と不得意科目を作らないように、全科目を平均的に勉強しなくてはなりません。

 

ポイント③:過去問演習に重点的に取り組む

社会保険労務士試験は基礎知識を大事にする試験と言えます。そのため、過去の試験で出題された問題を重点的にチェックすれば、合格点に近づきます。過去問は演習形式で勉強しましょう。本番の出題形式に慣れることが重要です。時間が取れるなら、試験と同じ時間帯に演習問題に取り組むのもよいでしょう。

 

ポイント④:スキマ時間を活用する

時間がとれる場合は、毎日12時間の勉強を心がけてください。長時間の勉強は集中力が持続しないというデメリットがあり、12時間の勉強を継続することが勉強のリズムをつかみ、効率アップに繋がります。毎日勉強することで、記憶にも残りやすくなります。まとまった時間をとれないなら、スキマ時間を活用しましょう。30分以内の短時間を利用した勉強も有効です。

 

 

【出題頻度が高いキーワード】

以下の6つを確実に覚えることが社労士試験合格のカギといえます。
数字以外に「かつ」や「又は」といった接続詞も出題が多いキーワードです。

  1. 数字
  2. 接続詞
  3. 継続・通算
  4. 以上・超える、以下・未満
  5. 期間・期限
  6. 原則・例外

これらのキーワードが重なって出題されることもあります。
この6つのキーワードをすべて確実に覚えておくことが必要なのです。

 

 

社会保険労務士を目指しているあなた、社労士相談ナビではあなたの合格を応援しています。

 

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